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2000年ドバイワールドカップ編
初めてドバイへ行ってからの3年間、私が毎日のように「ドバイは良かった」と言っていたので、ついに母も行く気になり、その友達も誘ってのドバイ旅行が実現しました。競馬に興味のない人ばかりでしたが、観光の一つ、と私が無理やりワールドカップ観戦を日程に組み込みました
ドバイワールドカップ前日:2000年3月24日(金)
ドバイワールドカップを翌日に控えたこの日、私は3年ぶりにナドアルシバ競馬場を訪れました。前回、一人で観戦した時は無料席にいましたが、今回は連れが4人。そのうち3人は競馬場初体験なので、多くの人でごった返す一般席より、インターナショナルビレッジでの観戦が無難だろうと思い、チケットの購入に来たのです。前日までならクラブハウスで購入できると聞いたので、着いたその朝、休む間もなくホテルからタクシーでナドアルシバ競馬場へ向かいました。
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ナドアルシバ競馬場は風が強く、細かい砂が飛んでくるような感じでしたが、とても良い天気でした。そんな中、何頭かの調教を見ることが出来ました。3月末といっても日中はとても暑いので、ナドアルシバに滞在する馬は早朝から調教するようです。私が行ったのは8時近くでしたが、調教はもう終わりに近い状態でした。でも、コースを走る馬やパドックを下見する馬を近くで見られて、なかなか楽しかったです。 |
9時過ぎにクラブハウスの臨時売店で、インターナショナルビレッジのバッチを購入しました。場内案内図が印刷してある冊子に、バッチが2個ずつついていました。当日の競馬場では、各エリア入り口にそこを通行できるバッチの種類が表示されているので、それを確認しながら移動すればいい、とのことでした。
ドバイワールドカップ当日:2000年3月25日(土)
この日も好天に恵まれ、私達はゴールドスークで買い物をした後にナドアルシバ競馬場へ向かいました。しかし、タクシーの運転手さんに「ナドアルシバレースコース」と言ってもなかなか理解してもらえず困りました。「ワールドカップ」と言っても「?」という感じで、「ドバイゴルフ&レーシングクラブ」と言ってやっとわかってもらえました。まだワールドカップは浸透していないのでしょうか。
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インターナショナルビレッジは、ゴルフコースの中に臨時で作られたエリアです。この中ならアルコールも大丈夫。外国人向けの観戦エリアです。
臨時スタンド席も設置され、私達はその一角に席を確保しました。スタンドの裏側はたくさんのバーやお店があり、私の仲間にもレースそっちのけで買い物していた人もいました。
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| ドレスアップして行くエリアだと最初から伝えていたのですが、同行者もここまでとは思ってなかったようで、もっとおしゃれすればよかった、と残念がっていました。インターナショナルビレッジは、いわゆるイギリス上流階級が楽しむ雰囲気、という感じです。ただ、かなり暑い季節なので、女性ならワンピースに帽子、という装いが定番のようでした。 |
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今回は、ナドアルシバでの競馬を楽しむということを目的にしていたので、ご飯を食べてレースを見て、というのんびりした雰囲気の中で過ごしました。でも、帰りの混雑を考えて、ワールドカップをどうしても見たいというわけではない同行者達は、華やかな雰囲気を楽しんで、ワールドカップが始まる一時間半前、8時近くに競馬場を出てホテルへ戻りました。私1人残ったとなると、やはり馬を近くに見たいので、無料エリアのパドックへ移動して観戦することにしました。
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ゴーイングスズカ騎乗の芹沢純一騎手
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ワールドクリークと加藤和宏騎手
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この年、日本からは2頭の馬が参戦しました。芝2400Mのドバイシーマクラシックにはゴーイングスズカ、そしてドバイワールドカップ(ダート2000M)にはワールドクリークが挑戦しました。私が初めて来た時はまだ芝コースはなかったので、シーマクラシックはとても楽しみでした。ここの芝コースは、ダートコースの内側にあるので、レースを見るのは最前列でも遠く感じますが、それでも緑の奇麗な馬場はカクテル光線で輝いて見えました。このシーマクラシックでゴーイングスズカは、果敢に逃げるレースをして最後数頭に交わされながらも5着に残る大健闘を見せました。
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ワールドカップの大本命は、地元ゴドルフィンのエース「ドバイミレニアム」。この名前も、この年にワールドカップを勝つことを睨んでのものとか。本当は、馬を撮影するのにフラッシュは厳禁なのですが、この馬ならフラッシュにも動じないのでは、と思って写してしまいました。ごめんなさい。でも、フラッシュ撮影すると、馬の目が光ってしまうのでこれは止めた方がいいですね。私のようなコンパクトカメラでも、ISO800くらいのフィルムを使えば、多少ボケてしまいますが記念になる写真を撮ることは出来るようです。(2001年は途中から800で撮影しています) |
レースは下馬評通り、ドバイミレニアムの圧勝でした。場内も大喜び。デットーリ騎手も興奮気味にレース直後のインタビューに応えていました。ワールドクリークは6着。検量の場所に、肩で息をするように戻ってきた加藤騎手。このレースの過酷さを物語る姿でした。表彰式はレース後に馬場を使って行われていたようですが、私は場内の混雑を考えて、表彰式を見ないで帰ることにしました。
駐車場にタクシーの姿はあるのですが、大体が客を乗せているか予約の車。やっとのことで見つけた空車タクシーも、通常35DHくらいで行くジュメイラ地区ホテルへの料金を、70DHでどうか、と持ちかけてくる始末。タクシーが見つからないよりいいか、と思い、そのタクシーで帰りました。翌年は一応、タクシー乗り場が出来ていましたが、ワールドカップ帰りの足の確保は、かなり重要な問題のようです。
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2000年のプログラム、表紙は99年のゴールシーン
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今回は、気楽な気持ちで訪れたドバイ。ワールドカップをインターナショナルビレッジで見たことは、普段と違う競馬の雰囲気を楽しめて、とても良い経験になりました。ビレッジ内がゴルフコースということもあり、歩きにくいと思うのですが、ヒールをはいて歩く女性も多かったです。帽子もとても華やかで、見ているだけでも楽しかったです。日本で競馬を見る時には、絶対にしないであろうドレスアップも、ここドバイなら、いえ、ドバイだからこそ、出来ることかもしれません。私はまだ動き回ることを目的としての服装しかしていないのですが、いつかは優雅な服装で観戦できたらいいなぁと思います。
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