2000年8月12日〜14日まで2泊しました。部屋はクラブフロア、同年リッツカールトンチェーンで某カード会社会員向のプロモーションレートを出していたのでこれを利用しました。
1. 外観・ロビー等
全体として非常に趣味のよい、美意識の高さの感じられるデザインです。ロビーはやや小じんまりとしているものの、手入れが行き届いて磨き上げられた、どの方向から見ても絵になる感じです。さらに部屋への廊下もこれまた同様に美しく、まったく手抜きがありません。
2. 部屋
部屋もホテル全体のイメージと共通の美しさを感じさせてくれます。サンドベージュを基調とした中に要所に配されたローズウッドの木の温もり(要所の木工細工も見事)、そしてアラブらしさを感じさせる金がほどよくバランスしてます。
スイートとはいかないまでも十分に広く、それぞれ結構大きいキングサイズのベッド、ソファ、デスクがあってもまったく狭さを感じさせません。
バスルームも素晴らしく、バスタブはKALDEWEI社製のゆったりしたもの(バンコクのペニンシュラホテルのバスタブと全く同じものです)、洗面台はダブルシンク、シャワーはセパレートブースであるのはもちろん、バスタブにもハンドシャワーが付いていました。
バスアメニティーとしてはシャンプー、バスジェル等一通りのもののほかバスソルト(?)が
用意されていたことと、耐水性のバスクッションが配されてました。このバスクッションで頭を休めつつバスタブに浸かっているのはことのほか快適で、うれしい心配りでした。
3. ビーチ・プール
プールは横長で全体として結構広大な敷地になるのですが、曲線型のリゾート的プール、わりと深めの本気で泳ぐに適したプール等、いくつかのブロックに分かれた配置となっており、アクセントがついていて飽きません。
ホテル全体の部屋数があまり多くないためかプールは割とゆったりと使えて贅沢な気分に浸れます。
一方ビーチのほうは、これも日によるのかもしれませんが私の宿泊時は砂の木目がやや荒く、また海の透明度も後に泊まったロイヤルミラージュに比べかなり悪かったように記憶しています。
4. レストラン
レストランの数はどちらかといえば少なく、ディナーがとれるところはフランス料理の"La
Baie"か、ややカジュアルな"Splendido"の2つでした。一度"Splendido"のほうに行きましたが、味はいいのですが値段はかなり高めです。もうすこしリーズナブルな値段でディナーを楽しみたい場合は、隣のロイヤルメリディアンあたりに足を伸ばすと選択肢が広がるかと思います。
5. クラブラウンジ
クラブフロアもしくはスイートに宿泊するとクラブラウンジを使わせてもらえます。リッツに限ったことではないようですが、ドバイのホテルのクラブラウンジは24時間開いているところが多いので有り難い存在でした。クラブコンシェルジェに観光のことを訊くもよし、灼熱の外から帰ってきて冷たいドリンクを頼むもよし、他の宿泊客と雑談するもよし、いろいろ楽しめました。
6. その他
カールトンとにかく「おもてなしの心」が随所に感じられるホテルでした。些細なことですが、たいていのホテルではGMのウェルカムメッセージは印刷された文面にサインだけ、というのが多いのですが、ここのそれはすべてGMの直筆でした。トップがそうだとスタッフにもその心意気は伝わるものなのでしょうか、後日日本に着いてからクラブラウンジのスタッフ全員の自筆寄せ書き入りの手紙が届きました。嬉しいことです。
ドバイの帰りにシンガポールに寄り、やはりカード会社向けレートでリッツカールトン・ミレニアのクラブフロアに泊まったのですが、どうしてもドバイと比較してしまうためか設備・部屋とも味気なく、サービスもあまり褒められたものではない、まったく評判倒れの印象を受けました。逆にいえばそれだけドバイはリッツカールトンチェーンの水準からみても素晴らしかったということかと感じました。 |