在宅医療を受けている方の家族が全て受け入れがいい訳ではありません。強い希望で在宅を選ぶケースと、金銭的に致し方なく在宅を選ぶケースでは、患者さんの幸福度は大きく変わります。

在宅医療を受けている方の家族が全て受け入れがいい訳ではありません。強い希望で在宅を選ぶケースと、金銭的に致し方なく在宅を選ぶケースでは、患者さんの幸福度は大きく変わります。

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患者さんにとっては、長期入院というのはとても苦痛で、在宅で過ごす事を皆さんが願っています。
入院生活というのは、自由が利きませんし、生活も制限されますから、自分らしく過ごす事ができません。
ほとんどの方は、大部屋で過ごしていますから、他の患者さんに気を使う事もあります。
個室であれば、ある程度自由に過ごせるのかもしれませんが、それでは金銭的な負担が大きくなってしまいます。

そのような事からも、在宅医療というのは、とても有難い事です。
最近では、長期の入院の受け入れが悪くなっているので、急性期が過ぎて慢性期になると、
在宅医療を勧められるケースがとても多いんです。
これは患者さんにとっては嬉しい事なんですが、在宅医療をする為には家族の協力が必要です。
しかし、家族の方も仕事をしていたり子育てをしていたり、同居していなかったりと、協力が難しい家庭があります。
それに、金銭的な問題から、少しでも負担を軽くする為に、仕方なく在宅医療を選択している、という家庭もあります。
そのような理由で在宅医療を選択している場合は、トラブルも起こりやすく、患者さんの幸福度というのは大きく変わってきます。

同じ在宅医療をするにしても、家族が心から望んで受け入れている場合は、本人にとってはとても幸せな事で、
安心して在宅で過ごす事ができます。
しかし、金銭的な問題などから、仕方なく在宅医療を選択している場合は、家族にとっても本人にとっても、精神的な負担が大きく、
なかなか上手く行かないかもしれません。
一言で在宅医療と言っても、いろいろな問題が出てきますよね。
在宅は一番理想的な形ですが、そうする為には、クリアしなければいけない問題も沢山あると思います。

2014年10月31日|